5/19,20 聖書研究・祈祷会レジュメ 使徒言行録3章より

おはようございます!初夏のさわやかな風が今日も吹いています。マスクをしての新生活習慣は、これからの時期には少しきついかもしれません。熱中症には気を付けて、今日も元気に一日を過ごしましょう。
・・・・・・・・・・・・・
聖書・奨励「イエスの名により」(使徒言行録3章1~10節)〔新約217頁〕

1 午後3時の祈り
 ペトロとヨハネは、神殿での礼拝に向かう途中に、美しの門の前で一人の男の人に出会います。神殿に行くというのは、彼らがペンテコステの出来事以降に他者の目を恐れず、神様を第一として生きた証です。2:43以下、新しい生活様式に生きるクリスチャンの姿が描かれています。礼拝生活を中心として、信徒同士の親しい交わりが生き生きと営まれています。

2 美しの門の男
 男の人は、40歳代で、生まれつき足が不自由でした。美しの門は、異邦人の庭から婦人の庭に入る門です。神殿の中には入ることができず、施しを受ける以外の生き方を経験したことがありません。身体的・精神的なハンディを持つ人が、社会の周辺に置かれている(2節参照)様子がうかがえます。

3 見る×4回
 男の人とペトロとヨハネの間には、視線のやり取りが生まれています。著者ルカは、4つの異なる言葉を用いて、単なる視線のやり取りではなく、心のやり取りが生まれる様を描き出します。
①男がペトロ・ヨハネが境内に入るのを見る(ホラオー)(3節)   なんとなく見る
②ペ・ヨが男をじっと見る(アテニゾー)(4節)          注視する、見つめる
③ペ・ヨが男に「わたしたちを見なさい(ブレポー)」と言う(4節) しっかりと見る、知る
④男は何かもらえると思ってペ・ヨを見つめる(エペコー)(5節)  注目する、気を付ける
4 「ナザレの人イエスの名によって」生きるということ
 イエス・キリストを信じて生きるペトロとヨハネは、イエス様のまなざしによって生かされている(ルカ22:61)人です。このまなざしには神様の愛が宿り、二人も神の愛のまなざしで人を見る人に変えられています。また、いままで社会の片隅に追いやられ、他人の好意を当てにして生きてきた男の人は、神様の愛によって立ち、歩き、さらには「神を賛美」する人へと変えられました。
今日の物語は、イエスの「名を信じる信仰によって」「強く」され、完全に癒された/救われたことの喜びが伝わってきます。その救いの喜びを伝えることが、私たちクリスチャンの生きる道です。
 
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
 5月20日(水)、21日(木)聖書研究・祈祷会、24日(日)主日礼拝 

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和)
 社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように

3出席者の祈り課題 

※次回:5/27(水)、28(木)「迫害から福音伝道へ」(使徒8:1~8)

-祈祷会のご案内