4/3(水)・4(木) 聖書研究・祈祷会

 「わたしもあなたがたを遣わす」(ヨハネ20章11~23節)

1 涙するマグダラのマリアに(11~13節)

 週の初め(日曜日)の朝、マグダラのマリアは、イエスの葬られている墓へと向かいました。

 2人の天使が墓の中にいて、「婦人よ、なぜ泣いているのか」と問いかけると、「わたしの主が取り去られました。どこに置かれているのか、わたしには分かりません。」と悲しみと喪失感に満ちた言葉でマリアは答えます。

2 「マリア」と呼びかける主(14~18節)

 墓の入り口の方には誰かが立っていました。この人は主イエスなのですが、マリアはまだ気が付いていません。しばらく対話が続きます。対話の中で、イエスは主だと分かるという気づきが描かれます。  

 マリアと少し距離を取る形で、主イエスはこれからご自分が何を為さるのかを伝えられるのです。

3 「わたしもあなたがたを遣わす」(19~23節)  

 男の弟子たちは、マリアとは対照的に、同じ日の夕方、家の戸に鍵をかけて閉じこもっています。家の真ん中に、「あなたがたに平和があるように」と主イエスが手とわき腹を見せながら現れます。平和の挨拶を繰り返しながら、派遣のメッセージを伝えられる主イエス。

 さらに息を吹きかけられます。新しい創造とも言うべき場面です。派遣のメッセージに続いて、罪のゆるしのメッセージです。聖霊に満たされて、罪のゆるしが与えられるばかりか、罪をゆるすようにとの希望のメッセージです。

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