12/1,2 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「平和の主」(イザヤ11:1~10)   〔旧約1078頁〕

① エッサイの株・根について

 この箇所には、2度にわたり、エッサイの株(1節)とか、エッサイの根(10節)という言葉が登場します。「エッサイの株から、ひとつの芽が萌え出で、その根からひとつの若枝が育ち、その上に、主の霊が留まる」。これは、いったい何のことを指しているのでしょうか。エッサイとは、ダビデのお父さんの名前です。新約聖書マタイによる福音書1章5節6節を見ますと、「サルモンは、ラハブによって、ボアズを、ボアズはルツによってオベドを、オベドはエッサイを、エッサイはダビデ王をもうけた」とあります。

② メシア預言

イエス・キリストの預言が語られたこの箇所です。知恵と識別の霊、思慮と勇気の霊、主を知り、畏れ敬う霊、そういう霊、霊とは、神さまの命、聖霊なる神様のことですが、聖霊にみちたこの人は、「主を畏れ敬う霊に満たされている」方です。正しい裁きを行う方。その裁きは、弱い人のために、正当な裁きを行う。貧しい人を公平に弁護する。逆に、嘘偽りを語り、他人を苦しめるような働きを行う者を懲らしめられる。 目で見、耳で聞くところでは裁きを行わないというのは、真実を見抜く目を持ち、真実の言葉を聴き分ける耳を持っているということです。惑わされない人ということです。

③ 何が起こるのか

肉食動物は、草食動物と共存する。 オオカミ、小羊、ひょう、子ヤギ、子牛、若獅子、牛、熊が、ふつうは、共存することなどできるはずがありません。しかも、肉食動物が、草をうれしそうに食べるようになる。平和の主が来られるならば、全ての人々が戦うことなく、平和に共存し、幸せに生きることが出来る日が来る。この希望を私たちは今日も頂いています。待ち望みましょう。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(1日,2日)の聖書研究・祈祷会 & 5(日)主日礼拝

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

・クリスマスに向けて祈りと一致をもって準備を行うことが出来るように。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・集中豪雨の被災地域(国内)、異常な高温状態の続く地域(世界)を覚えて

3出席者の祈り課題 

※次回:12/8(水)・9(木)「もはや戦うことを学ばない」(ミカ4:1~4)

-聖書研究・祈祷会