10(水)・11(木) 聖書研究・祈祷会

2024/04/11

「一致について」(1コリント1章より)(参照:10~18節)

※聖書箇所は、連盟「聖書教育」を参照してします。

《今日のポイント》 

1 神の御心によって召されたパウロより(1~3節)

コリントの信徒の手紙は、第1と第2の手紙があります。第1の手紙には「愛の手紙」(13章)があり、第2の手紙には「涙の手紙」(2章)があり、教会の交わりの回復と成長を願って記された手紙であることが分かります。パウロとソステネは、アカイア州全域(特に、コリント地方)に宛てて手紙を記します。「わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和」を祈りから始めます。

2 一つとなるように(10~18節)

 コリント教会には、いくつもの党派・グループが乱立していました。例えば、パウロ派、アポロ派、ケファ派(=シモン・ペトロ)、キリスト派(!)です。キリストにあって「心を一つにし思いを一つにして、固く結び合う」ことこそ、御心なのだと、パウロは丁寧に御言葉を取り次いでいきます。

3 「誇る者は主を誇れ」(19~31節)

 名の知れた力ある指導者の権威を利用して、自分を誇るのではなく、主イエス・キリストの御名を誇りとする生き方に生きるようにと、パウロは切々と語ります。神様は、無力で無学な者を召され、今も、「十字架につけられたキリストを宣べ伝える」という宣教を通じて、信仰の道へと人々を導いてくださっています。

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