5/11,12 聖書研究・祈祷会
《今日のポイント》
聖書・奨励「それでもエルサレムへ」(使徒20:17~38) 〔新約254頁〕
☆パウロの伝道旅行の道筋をたどれば、それは海に山に島にと、縦横無尽の旅になっています。きわめて精力的に、まんべんなくかつて訪れた町、都市をくまなく回っていることに驚きを覚えます。
今回の旅は、パウロの第3次伝道旅行の帰りの道すがら、ミレトスでの出来事です。
1ミレトスでの涙のメッセージ(17~24節)
エルサレムに五旬祭(ペンテコステ)までにたどり着きたいと願うパウロは、ミレトスからエフェソ(約50キロ)の人々を呼び寄せ、教会の長老たちに向けてメッセージを語ります。エフェソには3年滞在し、エフェソでは大きな伝道の実りと共に、ユダヤ人をはじめとする大暴動が発生したところでもあります(19章参照)。ここでこれから先の苦難を予感しながらも、涙の説教を語ります。
2受けるよりは与える方が幸い(25~35節)
パウロの伝道は、ひたすらイエス・キリストの十字架の死と復活を宣べ伝え、朝に夕に祈り、福音伝道と生活の糧は自分で稼ぎと、休むことなく続きました。エフェソはじめアジア州の教会が、迫害と偽預言者たちによって惑わされず、ひたすらに神の御言葉に根差して生きるよう、弱い立場にある人々を支えるようにと、メッセージを語ります。
3互いに祈り合う(35~38節)
パウロとエフェソはじめアジア州の人々は、パウロとの別れを惜しみます。二度と再びパウロに会えないかもしれない悲しみとパウロから伝えられた福音の恵みを感謝して。パウロはこの後、エルサレムに向かい、その後、ローマへと最後の旅へと出発することになります。主の証人として。
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・今週(11日・12日)の聖書研究・祈祷会、5月15日 主日礼拝
・11(水)京都洛西教会、A.Y姉、12(木)京都教会、S.N, S.C夫妻
・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。
伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。信徒会の意見を踏まえて。
・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように
3出席者の祈り課題
- 次回は、5月18日、19日「神の前で、人々の間で」(使徒22:30~23:11)