5/13,14 聖書研究・祈祷会 「聖霊に満たされる」(使徒2:1~13)

ハレルヤ!主の御名を賛美します。新緑の5月。みどりの風さわやかに、鳥たちは歌っています。私たちも心に青空を頂いて、神様のみ言葉に耳を傾けてみましょう。
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聖書・奨励「聖霊に満たされる」(使徒言行録2章1~13節)〔新約214頁〕

1 はじめに
1-1 五旬祭(ペンテコステ)とは:
ユダヤ教の3大祭りの一つ。麦の収穫を祝う祭り。同時にモーセがシナイ山において神から律法を授けられた記念の祝祭。過ぎ越しの安息日の翌日から数えて50日目にあたるので(レビ23:5~8、11,15,16,21参照)この名で呼ばれた。ギリシア語で「ペンテコステ」(五十の意)。旧約では「週の祭り」あるいは、「七週祭」と呼ばれる。(聖書巻末「聖書について」より)
1-2 聖霊とは:
神の霊の別名。復活したイエスが約束されたとおり、聖霊は五旬祭の日、イエスの死と復活によってわたしたちに与えられる最大の賜物は聖霊であり、聖霊により「神の愛がわたしたちの心に注がれている」(ローマ5:5)。また、聖霊は「弁護者」と呼ばれ、いつまでも弟子たちと共にいてイエスを証しし、弟子をすべての真理に導いてくださる(ヨハネ14:26、15:26、16:13)。(同上)

2 弟子たちに聖霊が降ると
 ペンテコステは、聖霊がイエス様の十字架の死後、50日目の朝、弟子たちに注がれた出来事です。ここから福音伝道が本格的に始まり、弟子たちの集団、教会が形成されます。「教会誕生日」とも呼ばれています。
2-1 一人ひとりに働かれる聖霊:
 さて、聖霊と弟子たちとの出会いや関わり方は非常にユニークです。一同が集まっているのは、祈っている時でした。今日でいう「主日礼拝」や「祈祷会」の場に人々が集まっているところに、激しい風と共に燃える炎のような存在として聖霊は現れ、さらに一人ひとりの上に注がれ、とどまっていたという表現から、聖霊は生き生きとして、生きて働かれる神様の存在であることがわかります。
2-2 異言・すべての人が理解できる言語:
 聖霊が弟子たちに降ると、彼らは聖霊に満たされて、ほかの国々の言葉で語り始めます。異言は人間の言語のようには聞こえないとも言われるのですが、ここではそうではありません。異なる地域、異なる言語「パルティア、メディア、エラム、メソポタミア、ユダヤ、カパドキヤ、ポントス、アジア、フリギア、パンフィリア、エジプト、キレネに接するリビア地方」、「クレタ、アラビア」の人々すべてが聴いて理解できる言葉を話し始めたというところが、非常にユニークです。
「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる」(1:8)というイエス様の約束は実現しました。今日も、聖霊により伝道・教会形成は導かれています!

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和)
※次回:5/20(水)、21(木)「イエスの名により」(使徒3:1~10)

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