5/4(水),5(木) 聖書研究・祈祷会 

《今日のポイント》 

聖書・奨励「恐れるな、語り続けよ」(使徒18:1~11) 〔新約249頁〕

1パウロはスーパーマンではありませんが・・・(1~4節)

アテネでのパウロの孤軍奮闘は、一見実りの少ない結果に終わりました。実際、パウロ自身疲れ果てて次の町コリントへと移動しています(1コリント2:3)。パウロは、ここで新しい出会いが与えられます。ポントス州(現在の黒海周辺の土地)出身のユダヤ人アキラとプリスキラ夫妻との出会いから、異邦人伝道の新しい歩みが始まりました。ローマ在住の夫妻は、2節の事情でローマを離れなければならなくなったのでした。アキラはパウロの同じ職種の人で、パウロは共に生活します。

2仲間が増える一方で(5~8節)

コリントでは、べレアから駆け付けたシラスとテモテ、アキラ・プリスキラ夫妻、さらに、ティティオ・ユスト一家という仲間が与えられました。信仰共同体である教会は、主イエスを中心にした霊的な交わりです。パウロ一個人だけでは、福音伝道の働きは発展しませんでしたが、仲間の協力を得て、福音の広がりが生まれて行きます(例:会堂長のクリスポ)。 同時に、ユダヤ人を中心に反対者たちに行く先々で出会います。

3幻で語る主イエス(9~11節)

 使徒言行録は決して人間の成功物語ではありません。神様が先立ち、導き、人間が苦闘し、祈り、神と人の協働の働きの中で福音が広がっていく物語です。霊は燃えても肉は疲れる現実を抱える私たち人間に対して、主御自身が語りかけてくださいます。この言葉によって再び立ち上がる力を得て行くのでありましょう。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(4日・5日)の聖書研究・祈祷会、5月8日 主日礼拝(母の日記念)

・4(水)大阪教会、D.O.兄

5(木)大阪旭伝道所(大阪教会)、S夫妻

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。信徒会の意見を踏まえて。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題 

  • 次回は、5月11日、12日「それでもエルサレムへ」(使徒20:17~38)

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