12/14,15 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「イエス誕生の約束」(ルカ1:26~38)〔新約100頁〕

「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる」(26~29節)

 ザカリアとエリサベト夫妻に、バプテスマのヨハネが生まれる予告が告げられてから半年後の事、今度は、マリアに対して、赤ちゃんの誕生が告げられました。この赤ちゃんとは、イエス・キリストの事です。マリアは、ガリラヤ地方のナザレという村に住んでいました。ガブリエルは、祝福のメッセージを伝えましたが、マリアはその意味がよく分かりません。

例)「戸惑い」(29節)ここだけに登場する言葉

「マリア、恐れることはない。」(30~33節)

 マリアに対して告げられる知らせは、神様の恵みの知らせ。しかし、突然告げられる知らせについて、その意味を理解できないのは当然です。結婚前の女性が妊娠するという事柄も、人間の常識を超えている出来事です。イエス(=ヨシュア、“主は救い”の意味)と名付けるようにと言われた赤ちゃんは、いったい何者なのでしょうか。「その子は偉大な人となり、いと高き方(=主なる神様)の子と言われる。」(32節)とあります。喜びの内容は、「主が共におられる」なのではないでしょうか。

「お言葉どおり、この身に成りますように」(34~38節)

 マリアは積極的に、天使の告げる神の恵みが何であるのか知ろうとしています。天使とマリアの間に、しっかりと言葉のやり取り(コミュニケーション)が成り立っているところに注目しましょう。マリアはこの時、10代半ば前後の少女です。未経験で、未熟であっても、自分が果たすべき役割をその身に引き受ける強さ、そして謙虚さを持ち合わせています。イエスは「聖なる者、神の子」(35節)であり、特別の役割を担っていることがうかがわれます。赤ちゃんが生まれる背景として、不可能を可能にする力をお持ちの神様の御業が働いていることも伝わってきます(35節、37節)。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(14日・15日)の聖書研究・祈祷会、 ・12月18日 主日礼拝

・14(水)菊池シオン教会、S.M.姉、15(木)大牟田フレンドシップ教会、H.K.姉

・クリスマス集会(12/24キャンドルサービス、25クリスマス礼拝)を覚えて

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題 

  • 次回:12月21日、22日 「マリアとエリサベト」(ルカ1:39~56)

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