10/26(水),27(木) 聖書研究・祈祷会 

《今日のポイント》 

聖書・奨励「礼拝を整える人たち」(エズラ記8章15節~23節) 〔旧約733頁〕

はじめに:

 エズラ記のエズラは何者でしょう。「エズラは、イスラエルの神なる主が授けられたモーセの律法に詳しい書記官であり、その神なる主の御手の加護を受けて、求める者をすべて王(注:アルタクセルクセス王)から与えられていた。」(7:6)。「天にいます神の律法の書記官、祭司エズラ」(12節)。彼は「主の律法を研究して実行し、イスラエルに掟と法を教えることに専念した」人物であり、60年間のバビロン捕囚の間に失われてしまった礼拝を取り戻すべく、情熱を燃やしている人でした。

1 アハワ川のほとりにて(15~20節)

 ペルシャ王アルタクセルクセスの時代、バビロンからエズラたちはエルサレムへと帰還することになりました。ダレイオスの治世にエルサレム神殿再建が許され、既に神殿は再建されていたものの、その神殿でどのように礼拝が捧げられるべきかを覚えている人々は少なかったのでしょう。さらに、祭司とレビ人の数も限られていました。私たちの言葉で言えば、奉仕者の不足です。牧師や信徒の数が少なく、献身するものが限られていたというのは、現代の私たちの状況を思わされます。

 注目したいのは「慈しみ深い神の御手がわたしたちを助けてくださり」(18節)という言葉です。

2 神にのみ助けを請う(21~23節)

バビロンからエルサレムの旅路には危険が付きまといました。帰還を喜ばない周辺住民たちの存在です。エズラは軍隊に頼るのではなく、まことの神に頼るよう民を促し、祈りを捧げました。「私たちの神を尋ね求める者には、恵みあふれるその御手が差し伸べられ」(22節)ることを信じ祈った結果どうなったのでしょう。「祈りは聞き入れられた」(23節)のです。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(26日・27日)の聖書研究・祈祷会、 ・10月30日 主日礼拝

・26(水)函館美原教会、T.T.姉、 27(木)関西地方連合、T.Y.姉

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題 

  • 次回:11月2日、3日 「エルサレムへの想い」(ネヘミヤ2章)

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