12/4 週報巻頭言より

『聖なる者とされる喜び』  No.175

「あなたがたは聖なる者となれ。わたしは聖なる者だからである」と書いてあるからです。(第一ペトロ1:16)

 先週、私はJR名古屋駅に行く機会があったのですが、大きなクリスマスツリーが飾られていました。クリスマスソングが流れ、ツリー前で撮影する人たちが何組もいました。

 今年も残すところあとひと月となりました、現在、カタールで行われているサッカーワールドカップでの日本チームの躍進には胸躍ります。

 明るい希望に満ちたニュースが伝えられることの喜びと同時に、2月のウクライナ戦争、今も続くコロナ感染他世の中全体に影を落とす出来事が続いています。この世の中に、希望の光を届けて下さるイエス様が、私たち一人ひとりの心の内に宿って下さり、生命の光と力を与え下さっていることは、なんとありがたいことでしょう。

 聖書は、神様の聖なる存在に触れて、私たちも罪清められ、聖なる者とされることを教えています。聖なる者とは、神様の命の光を照らし出す者、太陽に対する月のように、神様の光を映し出す者ということではないでしょうか。別物に変わるというより、ありのままでありながらも、その欠けたる器の隙間から、キリストの光が射し出るように輝いている、そんなイメージ。あなたの内側から輝く光に、誰かが慰められ、励まされています。

-週報巻頭言, 牧師のお話