12/19 週報巻頭言より

『何がなくてもクリスマス』    No.125

「良くても悪くても、我々はあなたを遣わして語られる我々の神である主の御声に聞き従います。我々の神である主の御声に聞き従うことこそ最善なのですから。」

(エレミヤ書42章6節)

 今日は、2021年の主日礼拝としては最後から2番目の礼拝となります。多くの教会ではクリスマス礼拝としてお祝いされ、私たちの教会は次週、2021年最後の主日をクリスマス礼拝としてささげようとしています。

 今年を振り返ると、「金」という一文字で表す一年だとTV等の報道は伝えました。想像するに、東京で開催された2020オリンピックで、自国開催であったこと、コロナ危機の中で参加する選手が限られる中で、金メダルラッシュがあったことを受けての「金」だったかもしれません。

 私にとっての今年は、コロナ危機の中にある主の恵みの一年であったと感じております。何度も繰り返されるコロナ感染の波の中で、一種の覚悟と言いますか、主にゆだねるしかないというあきらめを超えた信仰の核となるような思いを確かにされたように思います。上記のエレミヤ書の言葉「我々の神である主の御言葉に聞き従うことこそ最善」だという思いが、私に、また東山教会のうちに確かに形づくられたとすれば、「試練もまた幸いなり」「恵みなり」と言える一年であったと言えるでしょう。主の平安!

-週報巻頭言, 牧師のお話