1/7(日) 週報巻頭言

地は震え、私たちは祈る』    No.229

「神は大地をその立つ所で揺り動かし地の柱は揺らぐ。」(ヨブ記9章6節)

 新年初めの主日礼拝を迎えています。年の移り変わりの中で、私たちは大きな地震を経験しました。 元旦の礼拝を終えて、夕方のこと、船に乗っているような中での揺れです。

 これは、2011年3月11日、東日本大震災の時に経験した地震の揺れに近いものだと感じました。中部地方バプテスト連合の会長、そして、昨年就任した東海キリスト者災害ネットの代表ということで、情報のやり取りが始まっています。

 北陸の3教会(金沢、富山小泉町、福井)は、大きな揺れと落下物はあったものの、教会員の方々は無事であり、教会堂も壊れてはいないと聞いています。ただ、能登半島の被災状況は、かなり激しいと聞きます。家の全壊・半壊、水道管の破裂(ガス・電気は比較的大丈夫)、道路の閉鎖状態が続きます。

 北陸の春はまだまだ遠い中、能登半島はじめ北陸、日本海側の地域の方々の被災者の方々と被災地の復旧・復興の為、祈りを合わせてまいりましょう。物資支援に加え、ボランティアの受け入れ態勢は整っていない中、私たちにできることは何かを慎重に考え、実行できるようにと願っています。

-週報巻頭言, 牧師のお話