3/20 週報巻頭言より

『神を待ち望め』            No.138

「なぜうなだれるのか、わたしの魂よ なぜ呻くのか。神を待ち望め。

わたしはなお、告白しよう「御顔こそ、わたしの救い」と。わたしの神よ。」(詩編42,43編より)

 先週16日(水)の深夜、東北地方を中心として福島・宮城県沖地震が発生しました。最大震度6強、11年前の東日本大震災の揺れを想起させるような地震です。走行中の新幹線は脱線し、震源地周辺でも地割れの為に道路には亀裂が生じているとのこと。ライフラインの復旧も時間がかかることでしょう。日本バプテスト連盟に加盟する東北地方の諸教会からのご報告では、死傷者はいらっしゃらないということですが、物が落ちたり、壁に亀裂が生じたりする被害はあったと聞きます。余震の心配もあります。被災地の方々の為、祈りをささげると共に、必要があれば物資・献金をお届けしたいと思います。

 先月以来、ウクライナ情勢は次第に苛烈を極め、多くの住人が隣接の国や地域に避難しているそうです。新型コロナ感染が緩やかに減少しつつある中でも、日本・世界に生きる人々の間には、今まさに涙する人々、傷ついて苦しむ人々がいらっしゃいます。上記の御言葉が、神様の御心だとすれば、どうか神様の救いが速やかに行き渡りますようにと心から願います。主の平安を切に祈りつつ

-週報巻頭言, 牧師のお話