「心に残る言葉」(8/18週報巻頭言より)

「初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。
 言は神であった。」(ヨハネ福音書1:1)

 先週は牧師家族の休暇を頂き、それぞれの実家に足を運び、
ひととき安らぎの時を過ごしてまいりました。
 私の父はクリスチャンになって数年の人です。帰り際、
父が言いました。「最近は、日曜日を心待ちにするよう
になってきた」。主日に、礼拝をささげ、賛美を歌い、
説教を聞き、お昼の食事を教会の皆さんと食べ、
交わりのときを持つのが楽しみだというのです。
「ああ、良いクリスチャン生活を送っているなあ。うれしい!」。
夏のプレゼントをもらった気がしました。
 昨日、連合プログラム委員会主催の平和集会に参加してきました。
ピースあいちで、戦争の語り部の方のお話を伺いました。
90歳目前の男性で、渥美半島で育った方です。
親友の死も目撃し、その死を親友の母親に伝えた時に、
「なぜ息子が死んで、あんたが生きているのか?」と
問われたそうです。その方自身も2人のお兄さんが戦死し、
自分は生き残った方で、親友と自分の母親たちの嘆きの言葉が、
今も脳裏に残っているとのこと。言葉は人を生かし、殺しもします。
神のみ言葉は、私たちに「生きよ!」と語りかけ、
「私の恵みに生きよ」と招いてくださっています

-牧師のお話