7/25 週報巻頭言より

『主イエスを信じて生きる道』      No.106

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。   (第1テサロニケの信徒への手紙5章16~18節)

 一年延期されていた東京2020オリンピック、パラリンピックが始まりました。日本の「お・も・て・な・し」精神を発揮して、大震災・大津波・原発汚染を克服し復興した姿をアピールする「復興オリンピック」だとか、新型コロナウイルス感染を克服した「人類の英知を誇るもの」だとか、キャッチフレーズは揺らぎました。近来の商業主義の破綻と、「安心安全」には程遠く、自然の脅威に対して人間の力がいかに無力であるのかを目の当たりにさせられる課題だらけのものとなりました。賛否両論あるなか、わたしが願うのは、従来の「平和の祭典」の名の通り、せめてこの期間は内戦・戦争をやめ、全人類の平和を祈る時を過ごすことです。

 先週、名古屋朝祷会でお会いした祈りの仲間たちは、毎週月曜日ごとに日本と世界の救い、コロナの収束、諸教会の栄えることを祈っていらっしゃいます。この祈りの姿勢に感銘を受けて帰ってきました。色々ありますが、「喜び・祈り・感謝」の心で、暑い夏を乗り越え、収穫の秋を待ち望んでいきたいと思います。主の平和!

-週報巻頭言, 牧師のお話