9/11 週報巻頭言より

『教会学校月間にちなんで』      No.163

「あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。」 (詩編119編105節)

 9月は、日本バプテスト連盟では「教会学校月間」です。現在、教会学校活動は、私たちの東山キリスト教会では休止状態が続いています。該当するお子さんたちが会堂礼拝に集っていないということがありますが、2020年からのコロナ感染症拡大もあり、集まって一緒に学び合う場を持ちづらいということもあります。

 そもそも教会学校とはいったいどのような場でしょう。

 「教会学校」というと、日曜学校という言葉を連想する方や教会学校の対象年齢は「子どもたち」だとイメージを抱く方もおられるかもしれません。子ども向けのサンデースクールという形から、時代の変化と共に、年齢層を問わず、全年齢層対象の生涯教育的な教会学校へと変化してきました。学び中心となると「教師」がいて、「生徒」がいるという上下の構造を思いますが、「リーダーとメンバー」という対等の関係の中で、互いに学び合い、互いの言葉を聞き合う関係へと変化してきています。教会という場だけで御言葉を学び・知るのではなく、日常生活を通じても御言葉を考え、実践し、味わうことも、私たちの信仰生活にとって大事なこと。大人も子どもも学び合う教会学校の再開をぜひ祈り求めていきませんか。

-週報巻頭言