8/1 週報巻頭言より

『Over the rainbow、虹のかなたに』   No.107

すなわち、わたしは雲の中にわたしの虹を置く。

これはわたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる。

(創世記9章13節)

先週は2度にわたり、大きな虹を見る機会がありました。夕立の後の空に、くっきりと大きな虹を見たのが木曜日の夕方。翌日も、今度は2重になった虹を見ることが出来ました。「虹を見れば思い出す。神様のお約束を」ということで、神様がノアに対してお約束された“虹の約束”を思い出しました。すべての生き物とすべての人間との間に立てられた約束、それは洪水によって全人類を滅ぼすことは二度となさらないという約束でした。

現在日本では、東京2020オリンピックが開催されています。大会前の懸念の通り、第5波の感染拡大が始まり緊急事態宣言やまん延防止等重点措置も全国的に適用されることになってきました。残念ながら、宣言や措置への対応やワクチン接種についても、“コロナ慣れ”もしくは“感染拡大の波慣れ”になって、次第に人々の関心と反応が鈍ってきているとも言われます。

 「人事を尽くして天命を待つ」ように、自分に出来る最善を為し、希望を捨てずに結果は神様にお委ねする謙虚さを、国内外から集まって競技に取り組むアスリートたちの姿勢に倣って歩んでいきたいと思う今日この頃です。

-週報巻頭言, 牧師のお話