11/2,3 聖書研究・祈祷会
《今日のポイント》
聖書・奨励「エルサレムへの想い」(ネヘミヤ2章) 〔旧約733頁〕
はじめに:
ネヘミヤ記のネヘミヤは、1章から登場しています。ペルシャ帝国の首都スサに住む人で、王の献酌官(相当高い地位であり、王に重用され、王の寵愛を受けるような人物)でした(1章11節)。ネヘミヤの名は、「ヤハウェ(主)は慰めたもう」(聖書教育参照)。両親はバビロン捕囚のユダヤの民だったのではないかと想像されます。
1 祈りの後に起こったこと(1~9節)
1章によれば、ユダからやってきた人々の話を聞いたネヘミヤは、荒廃したエルサレムの都、エルサレム神殿の様子に心を痛め、断食をして悔い改めの祈りをひとりささげていました。
アルタクセルクセス王は、ネヘミヤの暗い表情に目を留め、尋ねます(2節)。ネヘミヤは遠い故郷エルサレムの事を素直に話し出すと、王はネヘミヤを派遣し、エルサレムの都と神殿再建を許可するのでした。
2 反感を抱く人もいた(10節)
ネヘミヤは、ペルシャ王のゆるしを得、ユーフラテス西方の長官への王の書状も出され、誰の目も恐れることなく、エルサレムに帰還することが出来ました。しかし、サンバラト(ホロニ人)とその僕トビヤ(アンモン人)は、このことを快く思わず、「非常に機嫌を損ね」(10節)るのです。
☆私たちが何か事を行おうとする時、それがどんなに良い事であったとしても、立場の違いにより、反感を抱く人がいるかもしれません。予期せぬ対立構造が生じることも。その時、どうしたらよいのでしょうか。今日のネヘミヤ2章は、そのヒントとなる箇所ではないかと私は考えています。
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・今週(2日・3日)の聖書研究・祈祷会、 ・11月6日 主日礼拝
・2(水)苫小牧教会、S姉、 3(木)室蘭教会、H姉
・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。
伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。
・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように
3出席者の祈り課題
- 次回:11月9日、10日 「良い企てへの備え」(ネヘミヤ2章11~20節)