3/22、23 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「ぶどう園はだれのものに」(ルカ20:9~19) 〔新約149頁〕

1 ぶどう園のたとえ、その意味するところ:

 このたとえ話は、弟子たちにではなく、民衆に向けて語られています。それは、今はイエス・キリストを救い主とは信じていなくても、将来、「イエスは救い主」と信仰告白する可能性のある人々に、希望のメッセージとして伝えるため、もう一つは、決してイエスを救い主とは信じない人々への一種の裁きのメッセージとして、警告を与える為です。

2 ある人(ぶどう園の主人)、農夫たち、主人の息子とは:

 このたとえの意味ははっきりしています。ある人=主なる神様、農夫たち=この世の人々、主人の息子=イエス・キリスト、僕たち=預言者たち。ぶどう園はまるでエデンの園のように豊かな実りをもたらすところです。ぶどう園は、この世界を表しています。この世界を、この世の人々に与え、また、託しておられるのが神です。神様がこの世に期待しているのは、神様への感謝の思い、喜び生きることです。ところが、世の人々は、この世界が自分の持ち物のように勘違いし、神様に生かされている恵みを忘れ、感謝の心を失ってしまいました。主イエスは、世を裁くためではなく、救いの為に、この世に遣わされました。

3 捨てられた者が隅の親石となる:

 この言葉は、詩編118編22節から採られています。主イエスは、ファリサイをはじめとする敵対する人々への警告として引用されました。しかし、23節以降を読んでみましょう。これは祝福のメッセージです(「今日こそ主の御業の日。今日を喜び祝い、喜び躍ろう」)。

「神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、私たちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。」(1ヨハネの手紙4章9節)

 神様の御心は何でしょうか。私たちは、御心に対して、どうお応えすることができるでしょうか。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週の聖書研究・祈祷会 22日&23日、主日礼拝 26日、イースター 4月9日

・22(水)小野田教会、O.M.姉、23(木)防府教会、T夫妻

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

伝道開始60周年を覚えて(記念誌発行)

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題

  • 次回は、 3月29日(水)&30日(木)「最後の晩餐」(ルカ22:14~23)

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