12/20(水)・21(木) 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励 「その日」を待ち望みつつ(イザヤ書25章1~9節)

はじめに

 その日、神様の救いの出来事が完成される。この日はいつ来るのか。また、具体的には、どのようなことが実現されるのか。ご一緒に確認していきましょう。

1 感謝と賛美から始まる(1節)

「あなたは驚くべき計画を成就された 遠い昔からの揺るぎない真実をもって」。神様の救いの約束は、実現されずに終わる空手形ではありません。具体的なしるしをもって現わされ、一人の方、救い主イエス・キリストを通して実現されました。ですから、感謝の思いが与えられ、私たちの唇に賛美の歌が昇るのです。クリスマスはまさに賛美の時です。同時に、終わりの日、再び来られる主を待ち望む祈りの時でもあります。

2 信仰が起こされ、弱きものが救われ、死が滅ぼされる(2~9節)

 その日、何が実現するのか。①人間の強大な勢力や軍事力は打ち破られ、「強い民もあなた(神様)」を畏れ敬うようになります。つまり、すべての民の心に神様への信仰・信頼が起こされるようになる日が来ます。②神様は弱い者の味方となり、砦と避けどころ、日陰となってくださいます。③「死を永久に滅ぼし」「すべての顔から涙」をぬぐい取ってくださいます。④主は、私たちを御国に生かし、共に歩んでくださいます。「良い肉と古い酒」とは、主の晩餐のパンと杯でもあります。

 現代を生きる私たちは、どのように信仰の道を歩んでいったらよいでしょうか。「この日」(主の救いが完成される日)が来るのを待ち望み、今、私たち一人ひとりに与えられた地上の命を感謝して、毎日を大切に生きていきましょう。

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