6/1,2 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「ともに元気で」(使徒27:13~38) 〔新約268頁〕

☆いよいよローマへの旅が始まります。これは、殉教の旅の始まり。パウロは主イエス・キリストの十字架への道行きに自分を重ねるようにして旅立っているのではないでしょうか。ローマの兵士たちに護送され、旅の仲間も与えられての旅。27章の書き出し「わたしたちがイタリアへ向かって船出することが決まったとき」(1節)とあり、「わたしたち」(1人称複数形)語法で記されています。

1 旅の始まりは嵐から(13~20節)

 この旅は初めから波乱含みの旅となりました。「エウラキロン」(暴風)が吹き始めたのです。旅の経緯は、出発:カイサリア→アドラミティオン港→キプロス島→ミラ(リキア州)。アレクサンドリアの船に乗り、クニドス港→サルモネ岬経由でクレタ島、ラサヤ町近く「良い港」に到着。フェニクス港で越冬。ここから始まりました。3日目には、暴風に吹かれるままに流されていき、「ついに助かる望みは全く消え失せようとしていた。」(20節)

2 励ますパウロ(21~34節)

 パウロは、難破船の上で乗客たちを言葉によって励まします。『パウロ、恐れるな。あなたは工程の前に出頭しなければならない。神は、一緒に航海しているすべての者を、あなたに任せてくださったのだ』(23節以下)の神様の言葉(天使を介しての)を一同に告げ、「皆さん、元気を出しなさい。わたしは神を信じています・・・」(25節)と励まします。その数、276名でした(38節)。

 14日間の漂流の後、アドリア海の場所は不明ですが(後にマルタ島と判明)ある島にたどり着きます。

3 共に祈り、共に食事をするパウロ一行(35~38節)

パウロの姿は、特にローマへの旅において主イエス・キリストの姿に重なります。十字架刑の前に弟子たちと最後の晩餐を食べ、復活されたイエス様がガリラヤ湖畔で魚を焼いて弟子たちをもてなしたように、ここでも難破船仲間(!)を食事でもてなすのです。この姿に一同は元気をもらいました。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(1日・2日)の聖書研究・祈祷会、6月1日 主日礼拝

・1(水)岐阜教会、O.M. 姉、2(木)各務原教会、O. E. 姉

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。6/19(日)教会総会(計画総会)

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題 

  • 次回は、6月8日、9日「聖霊は語り続ける」(使徒28:17~31)

-聖書研究・祈祷会, 祈祷会のご案内