1/19、20 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「主の家族」(マルコ3:31~35)   〔新約66頁〕

はじめに

 イエス様の一番の理解者は、母マリアでありましょう。誕生物語でのマリアの役割は、誰もが知るところです。彼女は、イエス様が神の栄光を表す働きをなす特別な方であることは受け止めていました(ルカ2:50,51)。イエス様の兄弟姉妹たちは、どうでしょう。兄イエス様に理解を示すことが出来ず、その働きを押しとどめようとしていました。しかし、後に次男のヤコブ(主の復活後、主の兄弟ヤコブと呼ばれる)は、エルサレム教会の中心人物となりました(使徒12:17、15:13、21:18、ガラテヤ1:19、2:9~12など)。興味深い点です。

 

イエスを心配している家族(31~32節)

「身内の人たちはイエスのことを聞いて取り押さえに来た。「あの男は気が変になっている」と言われていたからである。」(3:21)主イエスの家族は、まだ主イエスのことをよくは分かっていませんでした。まして、イエスが救い主であるなどとは、理解出来ていなかったことでしょう。外にいるという表現は、意味深です。「家」(20節)に入りきれないほどの人がいたからではありますが、実際の家族とイエス様の間の隔たりを感じさせます。

「神の御心を行う人こそ」(33~35節)

「神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ」(35節)という言葉に、イエス様の強い決意を感じます。罪びと、徴税人など、小さくされた人々こそ、私の家族なのだと。さらに、家族を捨て主に従って来た人々も。神の家族として、深い霊的な絆が結ばれ、新しい家族がここに生まれました。教会は、まさに神の家族です。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(19日20日)の聖書研究・祈祷会、1月23日 主日礼拝

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題 

  • 次回は、1月26日、27日 マルコ6:30~44

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