3/15,16 聖書研究・祈祷会
《今日のポイント》
聖書・奨励「主がお入り用なのです」(ルカ19:28~40) 〔新約147頁〕
1 子ろばが用いられる意味について(28~36節)
主イエスはベトファゲとベタニアに2人の弟子を使いに出され、村にいる子ろばを見つけるようにと弟子たちに伝えられます。子ろばの持ち主に「主がお入り用なのです」と伝えれば、持ち主は子ろばを貸してくれることも、弟子たちに伝えるのです。ろばという動物は、農作業と荷物の運搬には欠かすことの出来ない大切な家畜です。貧しい人々がロバを共同で飼っていたようです。
ゼカリヤ9:9には、エルサレムを解放する王が子ろばに乗ってやって来るという預言がありました。主イエスは軍馬ではなく子ろばに乗って平和の君としてやって来られるのです。
2 主イエスは、賛美と共にやってこられる(37~38節)
ルカ以外の福音書は、群衆たちが手に棕櫚の葉を持ち、敷物を道に敷き、ダビデの子にホサナと叫び、大歓迎をする様子が伝えられます。ルカ福音書では、群衆ではなく、弟子の群れが神を賛美しています。これは喜びの出来事だということが明確に理解できている証拠です。
3 非難と嘆きの言葉(39~40節)
弟子たち以外の人々、特にファリサイ派の人々は、この讃美の様子を批判的に眺めています。むしろファリサイ派の人々には、この出来事が不愉快で、神様を冒涜する行為にしか映っていません。
主イエスは、エルサレムの町を眺め、嘆き悲しみます。神様の御心を知ることなく、神様のご計画を認めることの出来ない不信仰な姿を悲しまれるのです。
- 最後に 主イエスは、まだ未成熟な労働力としては役立たないであろう子ろばを用いて、エルサレムへ入城されました。「主がお入り用なのだ」という言葉は、大変励まされる言葉です。私たちが、主の言葉に聞き、従おうという心で生きる時、主はまさに、ご用の為に用いて下さるのです。
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・今週の聖書研究・祈祷会 15日&16日、主日礼拝 19日
・15(水)シオン山教会、Fご一家、
16(木)南小倉教会、M.M.姉
・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。
伝道開始60周年を覚えて(記念誌発行)
・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように
3出席者の祈り課題
- 次回は、 3月22日(水)&29日(木)「ぶどう園は誰のもの」(ルカ20:9~19)