4/26,27 聖書研究・祈祷会資料

《今日のポイント》 

聖書・奨励「正しい者は一人もいない」(ローマ3:9~20)  〔新約276頁〕

  • わたしたちに優れた点があるのでしょうか(9~18節)

私たち人間には、優れた所がないわけではありません。むしろ極めて優れた頭脳が与えられ、神様からの賜物を頂き、生命が与えられ、能力や才能も備えられています。神の被造物として、優れて神に似た姿(神の似姿)とされています。

「正しい者はいない。一人もいない。」(詩編14編1~3節)を用いて、パウロは、語ります。アブラハム、ノア、モーセ、ヨブを始め、義人と見なされる人は旧約聖書に数多く見いだされるにも関わらず、同時に聖書は、“義人一人だになし”と語るのです。

罪とは、殺す・盗む・犯すという犯罪行為そのものを指しているではなく、神様と人間の間の信頼関係の崩れを表しています。

  • 律法には役割が与えられている

 律法というと、新約聖書を読む限り、あまりいい印象を受けないという人もいるかもしれません。「律法は罪の自覚を引き起こすばかりで、救いをもたらすことなど出来ない」とか、「信仰によって義とされるのだから、もう律法は必要ないのだ」と考える人もいるでしょうか。

 パウロは律法の必要性、役割について19~20節で触れます。律法によって、何が正しいのか誤りであるのかの判断をすることが出来る。しかし、残念ながら罪の自覚しか引き起こされない。だからこそ、人間は神様の救いが必要なのだ。信仰が必要なのだという律法が、キリストの救いを指し示すという役割が見えてくるのです。キリストを信じる信仰/キリストの信実によって救われる恵みが、私たちを活かしてくれています。神に感謝します。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週の聖書研究・祈祷会 26日&27日、主日礼拝 4月30日

・26(水)北海道バプテスト連合、H.I.姉

27(木)東北バプテスト連合、Fご一家

・教会形成、福音伝道が御心にかなって導かれますように。

伝道開始60周年を覚えて(記念誌発行)、教会総会(4月30日)

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

3出席者の祈り課題

  • 次回は、 5月3日(水)&4日(木)「神の恵みによる義」(ローマ3:21~31)

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