10/30(日) 週報巻頭言より

『重力の光』              No.170

「言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。」(ヨハネによる福音書1章4~5節)

 先週、私たち東山キリスト教会に幾つもの喜びの出来事が重なりました。ひとつは、赤ちゃんのお誕生の出来事です。教会員とそのご家族に赤ちゃんの誕生が重なりました。23日の礼拝では、可愛らしい赤ちゃんのお顔を拝見することが出来ました。生命の力強さを感じました。喜びが教会にぱっと広がったのを感じました。ふたつめ、ここ数年の念願であった1Fの方舟ルームと台所の修繕工事が無事行われました。木材の香りが漂い、新鮮な気持ちになります。

 私は先週月曜日、映画「重力の光」を観てきました。冒頭のヨハネ福音書の「光」を印象付けるような言葉と映像が心に残りました。受難と復活劇を演じる北九州市にある教会メンバーの証言と劇中劇に静かな感動が広がりました。色々な背景を持つ人々が、ここに居ていいのだというイエス・キリストの言葉に生かされている様子に圧倒されました。

「もっと早くに信頼してくれてよかったのに((笑))」という言葉が印象に残りました。壊れやすい信頼関係であっても、主に結ばれる者同士、何があっても受け入れ合う姿に教会の優しさと強さを見ました。私たちの教会も同じだと共感を覚えたものです。主に感謝!

-週報巻頭言, 牧師のお話