1/10 週報巻頭言より

『ある指導者の言葉・希望につながること』 No.78

最後の晩餐における主イエス・キリストの言葉

「これは、あなたがたのためのわたしの体である。わたしの記念としてこのように行いなさい」。「この杯は、わたしの血によって立てられる新しい契約である。飲む度に、わたしの記念としてこのように行いなさい。」       (1コリント11章24、25節より)

 先日7日に、トヨタ自動車の会長豊田章男氏の年頭のあいさつを拝見しました。自動車産業に携わる550万人の人々への感謝とエール、そして、医療従事者への感謝の言葉を語られました。その言葉には真実があり、自動車産業と宗教界と分野は異なっても、その言葉に励まされました。

「私たちは、動く。たとえ立ち止まったとしても、また、動き出すことが大切だと思います」。

 東山教会も同じです。「私たちは、神様の恵みによって生きる。たとえ、礼拝はじめとする教会活動が立ち止まったとしても、神様の力を頂いて動き出すことができる」。 

 本日は昨年3月1日以来、主の晩餐(聖餐式)を再開します。一人ひとりパンと杯を頂くやり方はしません。それでも、新しく動き出そうとしています。私たちは、祈り、模索し、選び取りました。これが神様の御心にかなっていることを願い、信じながら。今年も、神様の導きにお従いし、勇気をもって歩むべき道を選び取っていきましょう。

-牧師のお話