10/23 週報巻頭言より

『刻まれた言葉・残る祈り』       No.169

「天地は滅びるが、わたしのことばは決して滅びない。」(マタイ24章35節)

 先週の火曜日、東海聖書神学塾主催の神学塾生を送り出している教会と塾との懇談会が行われました。当教会からも加藤兄が塾で学ばれ、私も塾の講師(キリスト教文学担当)ということもあり、久しぶりに金山クリスチャンセンターに足を運び、塾の理事長、塾長他、教師の方、地域の牧師先生方と顔を合わせ、お話し合いを持つことが出来ました。後藤塾長の語られた言葉の内、祈りに関する言葉が心に響きました。毎日の祈りのカレンダーを作り、一年をかけて全塾生と所属教会、塾の教師たちのために祈りを捧げている事を伺いました。出席者のご家族の事も心にかけて言葉かけをされていました。こういう祈りと牧会があっての塾だと改めて感謝を覚えて帰路につきました。

 昨日は、連盟の総会議案説明会(第一回目)にも出席しました。兼職牧師、専任牧師という言葉について、ある牧師が語られた言葉が心に残りました。兼職をせざるを得ない中での牧会を行っている者の困難さ、大変さについて触れた言葉でした。ある牧師は50年の牧会生活の3分の2は兼職でされてきたとのこと。御言葉への希望と確信なくして継続出来ない年月だったろうと思い胸が熱くなりました。

 今週も御言葉への期待を込め、祈りつつ行きましょう。

-週報巻頭言, 牧師のお話