3/22「旅立ちの朝に」(3/22週報巻頭言より) 

わたしは、強く雄々しくあれと命じたではないか。
 うろたえてはならない。おののいてはならない。
あなたがどこに行ってもあなたの神、主は共にいる。
(ヨシュア記1:9)

 桜の開花が全国のあちこちで伝えられています。先週、名古屋市はじめ近郊の県や市では、小・中学校の卒業式が執り行われました。私も卒業生の親として式に出席しました。マスクを着用し、隣の席とは距離を置き、在校生は参加しない縮小気味の式ではありましたが、感動を覚えました。子どもたちが大人に近づき、心も体も成長している姿を見ることができたこと。また、校長先生のメッセージが心に残りました。今までお世話になった先生方、支え合った仲間たち、成長を見守ってくれた両親への感謝を忘れずに、次のステージに進んでほしい。他者を思いやる心を大切に歩んでほしい。特に、この新型コロナウイルスの出来事によって国籍、肌の色などに基づくいわれなき差別が行われていることへの悲しみについても語られました。だからこそ、明るい心と他者への優しさを失わないようにという言葉が心に深く刻まれました。
 まもなく2019年度は終わります。4月からの新しい年度を迎えるにあたり、ますますお互いの愛が深まるように神様に願いつつ、希望の明日を迎えましょう。

-牧師のお話