3/12 週報巻頭言より

『愛(the Love)について』       No.189

神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。(ヨハネ3:16)

 先日10日(金)、当教会の加藤兄のご卒業を覚え、東海聖書神学塾の卒業式・修了式に出席しました。それは大変に霊的祝福に満ちたひと時でした。後藤喜良塾長の非常に愛のある、気迫のこもったメッセージに心を打たれました。 

 パウロ書簡から「愛」=神の愛を解き明かして下さったのですが、愛を知り、愛に学び、愛に生きるためには、私たちが自尊心や虚栄心、自己満足から離れて、まことの命の主なる神様の言葉に生きることが大切であることを、改めて覚えました。後藤先生は、ある時から教会員を好き嫌いでなく、本当に心の底から愛する者と変えられたそうです。それはちょうど、コリント教会が霊的分裂状態から愛に生きるように導かれて成長していったように、自身も愛する人、赦す人へと成長させられていったというのです。 

 また、ローマ教会は、互いに愛する教会には成長していたものの、愛に生き、福音を伝える教会へと更なる成長をすることを期待して、パウロは手紙を書いたのだとも伺いました。信仰には成長があり、愛において成長させて頂くことが必ず出来るという確信に満ちたメッセージでした。この世界に神様の愛があまねく届きますように。アーメン

-週報巻頭言, 牧師のお話