3/8,9 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「気を落とさずに」(ルカ18:1~8) 〔新約143頁〕

1「気を落とさずに絶えず祈るように」(1節)

 主イエスは祈りの人でした。祈りを大切に考え、実践しています。弟子たちにも、祈りを勧めています。宣教活動がうまく行かず、教会形成が思ったようにいかない教会に向けての励ましの言葉。それが、この祈りの勧めの言葉ではないでしょうか。

2 やもめと裁判官の人となり(パーソナリティ)

 やもめとは、夫に先立たれた女性で、恐らく高齢になっている人です。彼女は、何の理由か分かりませんか、争っている相手を訴えようとしているのです。さらに自分の権利を守るようにと要求しています。この時点で、大変個性的で、強烈な人物だという印象があります。見方を変えれば、それだけ困っている人。助けを必要としている人だとも言えます。

 裁判官は一般的に、人格的に優れている人で、権威ある立場の人です。ここに登場する裁判官は、日和見主義的で、無神論者。さらには、人権派の裁判官でもありません。いいところなしの人。ところが、やもめと裁判官の出会いの中で面白いのは、主イエスが、神さまと私たちの関係を、この裁判官とやもめの関係に当てはめていらっしゃるところにあります。

3 神さまの裁き

 7節以下、神さまは、祈りを聞き入れ、正しい裁きを為される方であることを、主イエスははっきりと宣言されています。一方で、「人の子が来るとき、果たして地上に信仰を見いだすだろうか。」という不思議な投げかけの言葉も語られています。神さまの真実に対して、私たち人間は、果たしてどこまで誠実に応じているのか、問われているのだと感じます。

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。」(第1テサロニケ5:16)

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週の聖書研究・祈祷会 8日&9日、次週の主日礼拝 12日

・8(水)東八幡教会、H.S.姉、9(木)八幡教会、S.M.姉

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

伝道開始60周年を覚えて(2/26信徒会を踏まえて、記念誌発行の為に)

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題

  • 次回は、 3月15日(水)&16日(木)「主がお入り用なのです」(ルカ19:28~40)

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