6/5 週報巻頭言より

『聖霊の風を受けて羽ばたく』       No.149

「五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、激しい風が吹いてくるような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。(中略)すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。」(1~4節抜粋)

  今日は、ペンテコステ、聖霊降臨日です。主イエスの十字架の死と復活の出来事から数えて50日目。途中、40日目には、イエス様の昇天が含まれます。ペンテコステには、隠れていた弟子たちが聖霊によって満たされ、福音を語り始めます。ペンテコステは『教会誕生日』とも称されます。教会が生まれ、伝道が広がっていくからです。

 神学者チャールズ・リングマの本「風をとらえ、沖へ出よ・教会変革のプロセス」(2017年・あめんどう発行)には、「主イエスを中心に生きる教会は、孤立しておらず、地域社会に対して開かれており、キリストと他者と共に生きることを喜びとし、時に大胆に変革することを恐れない」と記されています。霊的な教会には、動きがあるのです。

 伝道開始60周年を迎え、東山教会もまた、チャレンジと変革を恐れず、前進する教会であることを願います。主と共に、一人ひとりが主体的に一致して、教会形成と福音伝道に励んでいきましょう。穂波町の地に聖霊の風が吹き始めています。どんな出来事が待っているでしょうか。

-週報巻頭言, 牧師のお話