6/8,9 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「聖霊は語り続ける」(使徒28:17~31) 〔新約270頁〕

☆ローマへの旅最終編です。パウロたち276名の一行は、マルタ島に漂着することとなりました(使徒27:39以下)。マルタ島で一冬を越して、アレクサンドリアの船に乗船、シラクサに寄港、レギオン、プテオリを経て、ローマに到着しました。パウロは「神に感謝し、勇気づけられた」(15節)のですが、それは、ローマのクリスチャンたちが危険を冒してでも出迎え、歓迎してくれたからです。

1 ローマのユダヤ人たちとの出会い その1(17~22節)

 ローマに到着したパウロは、果たしてローマ皇帝への上訴と弁明の機会が与えられたのでしょうか。定かではありません。確かなこと、それは、幽閉されているローマでも、パウロはイエス・キリストの福音を証しし続けたという事です。ローマのユダヤ人たちは、特別にパウロたちクリスチャンへの偏見を抱いていないところが、不思議でもあります。

2 ローマのユダヤ人たちとの出会い その2(23~29節)

 パウロの宿舎(番兵1人、パウロ一人が住む家)では、朝から晩まであらゆる人々、特にユダヤ人たちへ証しがなされ、イエスについて説得が試みられていました。信じる者もいれば、信じない者たちもいました。イザヤ書6:9,10の御言葉を通して、神のみ心が説かれます。聖霊なる神が、ユダヤ人に、そして、今度は異邦人に向けて、神の救いを語り続けられることも。

3 最後の2年間(30~31節)

パウロは語り続けます。自由に、そして、大胆に。自由に外出はゆるされていなかった状態でも、霊において、パウロは解放されています。誰に対しても開かれ、福音は誰にも妨げられることもなく、パウロを通して、大胆に語り続けられました。結果は神様に委ね、神の国の福音は宣べ伝えられつづけるのです。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(8日・9日)の聖書研究・祈祷会、6月12日 主日礼拝

  • 8(水)川根教会、T夫妻、9(木)清水栄光教会、M姉

・12(日) K姉 転入会式を覚えて

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。6/19(日)教会総会(計画総会)

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題 

  • 次回は、6月15日、16日「今や明らかにされた!」(コロサイ1:24~2:5)

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