2/16,17 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「メシア告白」(マルコ8:31~38)※参照27~30節   〔新約77頁〕

はじめに

メシア=キリスト。油注がれた者という意味です。王、祭司他、特別の使命を神様から託された人。救い主という意味として解釈されます。27~30節では、イエス様と弟子たちの間で、「イエスとは何者か」という対話がなされています。人々は、バプテスマのヨハネだとかエリヤだ、預言者のひとりだと言っている。では、あなたたちは、わたしのことを何者というのかと問われるイエス様です。

1 受難予告(31~32節前半)

 福音書では、エルサレムへの旅行きの終わりごろに、イエス様から弟子たちに向けて3回の受難予告がなされます。人々(長老、祭司長、律法学者たち)から排斥される。殺される。3日目に、復活の命を神から与えられるということを何のあいまいさも含まずにイエス様は語られました。

2 いさめるペトロ、叱るイエス(32節後半~33節)

 愛するイエス様が、そのような運命をたどることは、弟子たちにとって受けとめがたいことです。ペトロは弟子たちを代表し、イエス様に向けていさめるのですが、逆に叱られてしまいます。「サタン」とは悪魔のことですが、人をつまずかせる者という意味で使われています。「神を思わず、人のことを思っている」とは、神様の御計画よりも、自分の願望を優先しているということです。

3 十字架を背負う人生を生きる(34~38節)

 イエス・キリストを救い主として信じることは、イエス様に従う人生を生きることです。その人生には、喜びと哀しみ、恵みと試練が隣り合わせで存在します。自分の力で生きようとしても無理です。自分を捨てること。イエス様の力に頼り、イエス様と共に自分の十字架を背負うこと。そのことによって、永遠の命を受けることが出来るのだと、イエス様は語られます。「神に背いたこの罪深い時代」をイエス様は憐み、何とか救いたいと願っておられます。福音を伝えることが託された使命です。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(16日・17日)の聖書研究・祈祷会、2月20日 主日礼拝

・一日一章より (水)芦屋教会、C・H, H・N夫妻、Jさん、Y兄

(木)折尾教会、F・A、T夫妻、Hさん、Mさん

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題 

  • 次回は、2月23日、24日「信仰のない時代に」(マルコ9:14~29)

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