1/2  週報巻頭言より

『2022年の船出にあたり』    No.127
「神の恵みによって 今日のわたしがあるのです。」(第1コリント15章10節より)


 新年明けましておめでとうございます。昨日は、元旦礼拝を献げることが出来、本日は、2022年最初の主日礼拝を献げることが出来た幸いを、心より感謝申し上げます。
 年末年始にかけて様々なことが起こり、私個人も目まぐるしく変わる状況の中にあって、ただ神様の恵みを見上げること、主にゆだねることによって、自分の歩みが守られていることを改めて確信いたしました。


 最近の一日一章では旧約聖書のヨブ記を読み進めております。「主は与え、主は奪う。主の御名はほめたたえられよ」(1:21)とあります。人間の命が生まれ出ずる時も、御もとに召される時も、神様のご計画の内にあることをヨブは確信しています。一見不幸に見える出来事ですら、神様の御手の内にあり、「わたしたちは、神から幸福をいただいたのだから、不幸もいただこうではないか」(1:10)と告白するヨブの姿に信仰者の姿を見ることが出来ます。伝道者パウロは、コリントの手紙で自分の存在根拠として、神様の恵みに置いていることを明らかにしています。“命は神様から授かったもの。私たちの人生の幸不幸も含めて、すべて神様の恵みの賜物”。アーメン

-週報巻頭言, 牧師のお話