2/5 週報巻頭言より

『主を待ち望む』           No.184

わたしは主に望みをおき わたしの魂は望みをおき 御言葉を待ち望みます。わたしの魂は主を待ち望みます。見張りが朝を待つにもまして 見張りが朝を待つにもまして。(詩編130編5,6節)

 2月3日、節分を迎えました。冬が終わり、春が来たということを記念し、寒さ(=苦しみ)は終わり、暖かさ(=希望)がいよいよ始まることを祈念する行事です。

 キリスト教会においてはどうでしょうか。教会暦を重んじる教派・教会では、12月25日のクリスマスの後、1月6日にエピファニー(公現節)に入ります。その後、イースターの46日前にあたる水曜日(灰の水曜日)から、レント(受難節)に入り、主の御受難を偲び、主の御復活のイースター(復活祭)を待ち望むのです。バプテスト派では、教会暦でもクリスマス、イースター、ペンテコステ以外はそれほど重んじていないようですが、イースターに関しては、一番大切な事柄として捉えています。

 これからの時期は、十字架と復活の主を覚え、クリスチャンとしての歩みを振り返り、教会の歩みの為に、特に心を込めて祈る時。

 さまざまな変化を迎えるこの時期、春の到来を喜び、復活の主を心から待ち望む毎日を過ごしてまいりましょう。皆様の体調が守られ、日常に主の喜びがありますように。

-週報巻頭言, 牧師のお話