2/1,2 聖書研究・祈祷会プログラム

《今日のポイント》 

聖書・奨励「安息日の主」(ルカ6:1~11) 〔新約111頁〕

麦畑を歩く

 一面の麦の穂。イエス・キリストと12弟子はそこを歩いて行きます。弟子たちの中には、お腹がすいているために、歩きながら麦の穂を握り、摘んで、手でもんで食べている人もいました。イエス・キリストの一行は、安息日に何をしていたのでしょうか。安息日には、近くのシナゴーグ(会堂)に出かけ、み言葉を分かち合い、礼拝をささげようとしていたのでしょう。

安息日とは

 この光景を見ていたファリサイ派の人々が、安息規定に反する行動だと非難しました。安息日とは何でしょう。金曜日の夕方から翌日の土曜日の夕方にかけての一日を指しています。週の終わりにあたる日。この日は、創世記の天地万物物語に由来しています。第7の日、神は想像の業を終えられ、安息を取られた。モーセの律法は、この出来事に基づき、人は一切の労働をすることをせず、神を礼拝する日だと定めているのです。安息日に何歩以上歩いてはいけない、何メートル以上移動してはならない、麦の穂を摘んだということは刈り入れ作業に相当する。手でもんだということは脱穀作業に相当する。これらすべて、律法違反だというのです。

主イエスは答えられる

 イエスは、旧約サムエル記上21章3~6節に基づいて、反論されます。さらに、「人の子は安息日の主である」と語られ、安息日とは一体何の為であるのか、誰の為であるかを問われました。イエスは人々に問われたのです。「神を礼拝し、人々が真の休息を味わう喜びの日。救いの日を味わう日が、人を縛り付ける苦しみの日になってはいないか」と。私たちは、聖書の言葉で人を裁き、「こうでなければ信仰的ではない」と、自分の価値観を他人に押しつけることをしてはいないでしょうか。私は、イエスが、私たちにも問われているのではないかと感じました。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週の聖書研究・祈祷会 1日、2日、次週の主日礼拝 5日

・1(水)野方教会、F ご一家、2(木)伊都教会、M.M.姉

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題

  • 次回は、 2月9日(水)と10日(木)「ヨハネの時、イエスの時」(ルカ7:18~35)

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