講演「もう一度教会学校~聖書を開き、心を開く」を聴いて(10/20 週報巻頭言より)

「聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか。」
(ルカ福音書24章32節)
 
 昨日、中部地方連合プログラム委員会主催の教会学校研修会に出席してきました。講師は、藤沢バプテスト教会(神奈川県)牧師で、東京バプテスト神学校校長の坂元幸子牧師でした。ノンクリスチャンの家庭に育ち、ミッション系の幼稚園に通ったことがきっかけとなり、成人して社会人になってから再び教会に通い始めたそうです。私自身の歩みにも重なって、共感しつつお話を伺いました。教会学校に関わるようになって、先輩教師から教師として大切な事として、「聖書を学ぶこと、クラスの一人一人の名前を挙げて祈ること、訪問すること」だと学んだそうです。
 先生はこの3つが教会の使命である「教える(聖書による全年齢層の生涯教育)、宣教する(教会の宣教的な使命)、癒す(信徒による平常伝道と相互牧会)」であることを、神学教育を受け、牧会者として歩む中で気づかれました。
 少子高齢化の現実と、教会学校の出席者の減少という現実を前に、「暗い顔をして立ち止まる」私たちに、神様は直接語りかけておられます。あなたは私を信頼しているのか。そして、わたしから希望をしっかりと受け取っているかと。神様は私たちと共にいて、励まし続けておられます

-牧師のお話