3/31,4/1 聖書研究・祈祷会
聖書・奨励「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」(マタイ27:45~56) 〔新約58頁〕
① 十字架上の七つの言葉(45~50節)
第1の言葉「父よ、彼らを赦して下さい。なぜなら、彼らは何をしているのかわからないからです。」
(ルカ23:3)
第2の言葉「アーメン、あなたに言います。あなたは今日私と共にパラダイスにいます」
(ルカ23:43)
第3の言葉「女よ、そこにあなたの子がいます」「そこに、あなたの母が」(ヨハネ19:26-27)
第4の言葉「エリ・エリ・レマ・サバクタニ(わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか)」(マタイ27:46、マルコ15:34)
第5の言葉「私は渇いている(ディプソォー)」(ヨハネ19:28)
第6の言葉「終わった(テテレスタイ)」(ヨハネ19:30)
第7の言葉「父よ、私の霊をあなたの手にまかせます」(ルカ23:46)
7つの言葉のうち、第4番目の言葉に該当するのが、今日の言葉です。詩編22編2節に基づく言葉で、絶望の歌でありながら、最後には神への信頼に基づく詩として結ばれています。「わたしの魂は必ず命を得」(30節)の言葉を心に留めたいと思います。
② 「本当に、この人は神の子だった」(51~56節)
地震と岩が裂けて、死者が復活する出来事は、マタイ独自の描写です。続く、ローマの兵士百人隊長と番人たちは、「本当に、この人は神の子だった」と告白します。これは、一種の信仰告白です。さらに、3人の女性達の姿が伝えられます。2人のマリアとゼベダイの子の母です。ローマの兵士たちの告白はあっても、3人の女性たちの告白は記されていません。なぜなら彼女たちは、この後、3日目の朝までは、悲しみに暮れ、絶望に陥るからです。
エリ・エリ・レマサバクタニの絶唱は、必ず、復活の希望へと変えられます。私たちもこの絶望は、主によって希望へと変えられることを信じて歩んでいきたいと願います。
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・3/31水)・4/1(木)聖書研究・祈祷会、4/4(日)イースター礼拝
教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。新年度の計画の為。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
「3・11を忘れない」思いで過ごし、世界的な規模の自然災害の被災者のために祈る。
社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
3出席者の祈り課題
※次回:4/7(水)・8(木)「行く手に立つイエス」(マタイ28章1~15節)