10/5(水)・6(木) 聖書研究・祈祷会
《今日のポイント》
聖書・奨励「バビロンからの帰還」(エズラ記1章) 〔旧約723頁〕
今日の注目点:
バビロン捕囚を前後にして、エズラ記は進みます。バビロン捕囚、紀元前598年に第一期がスタートし、紀元前538年に終了するという、実に60年間の長きにわたる苦難の歴史を通して、神様とイスラエルの民がどのように向き合い、歩んできたのか。そのことを学ぶことが出来ます。
1 歴史を支配される神(1~4節)
聖書の神様は、人間の歴史の傍観者でなく、人間の歴史を導き、動かされる方です。1節「主はかつてエレミヤの口によって約束されたことを成就するため」(エレミヤ25章11~12節、ほかに29章10節参照)、ペルシャの王キュロスの心を動かされたとあります。ペルシャの王キュロス(紀元前559年~529年在位)は、征服した国の文化風習、宗教の自由を尊重したようで、イザヤ書にはキュロスを救い主だとみる希望も見い出されます(44:28,45:1参照)。後に裏切られることになりますが。
2 神に心動かされた人々(5~10節)
キュロスの勅令を受け、動いた人々「ユダとベニヤミンの家長、祭司、レビ人」(5節)がいます。この時点で、バビロニア帝国の手によって神殿の祭具、宝物類は、すべて持ち去られていました。キュロスの勅令をもって、それらの祭具類はエルサレムに戻されることとなりました。破壊された神殿の再建もゆるされました。人々の心はエルサレム神殿再建に向かって大きく動いていきます。
神が人々の心を動かされ、一致に向けて歩みはじまる様子に目が留まります。
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・今週(10月5日・6日)の聖書研究・祈祷会、 ・10月9日 主日礼拝(説教者:加藤兄)
・5(水)O.M姉、高崎教会、6(木)T夫妻、太田教会
・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。
伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。
・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように
3出席者の祈り課題
- 次回:10月12日、13日 「神殿建設のはじまり」(エズラ3章)