12/6(水)・7(木) 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励 「その名はインマヌエル」(イザヤ書7章14~15節)

1 森の木々が風に揺れ動くように:

 イザヤ書の書かれた時代は、激動の時代でした。北イスラエル王国は、アッシリアによって滅ぼされ、南ユダ王国も、アッシリアの脅威の前にさらされ、「王の心も民の心も」動揺していました。この時、主なる神様の言葉が、預言者イザヤに与えられました。

2 神様の助けと救いのしるしについて:

 神様は語りかけられます。「落ち着いて、静かにしていなさい。恐れることはない。」「心を弱くしてはならない。」と(4節より)。さらに、「主なるあなたの神に、しるしを求めよ」と私たち人間に求められる方です(10節)。どのような状況にあっても、神を信頼して生きることを求めるならば、神様は確かなしるし(=保障)を与えて下さるという約束です。

3 インマヌエル(神は我々と共におられる):

 聖書の神様は、私たちにとってはるか彼方におられる方としてではなく、私たちのごく近くに、すぐ傍で支え、導いてくださる方です。さらに、聖霊を通して、私たちの内側で生きて働いて下さる方です。この確かな証拠として、ユダヤのベツレヘムにお生まれ下さったのが、主イエス・キリストです。

 今週から、私たちはアドヴェント(待降節)を迎えています。救い主が2000年の昔来られたことを感謝するばかりでなく、神の国の完成のために、再び来てくださることを信じ、待ち望んでいきましょう。また、福音の喜びが世界の総ての人に届きますように、祈りましょう。

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