10/25(水)・26(木) 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励 「和を結ぶ」(イザヤ書27章2~6節)

その日、何が起こるのか(1節、2節、12節)

 1節と12節は、今日のお読みする箇所ではありませんが、ここに大きなヒントがあります。「レビヤタン」と呼ばれる海の怪物が、主なる神様によって罰せられ、「海にいる竜」が殺されるのだと記されています(1節)。神様は、神の民イスラエルを脅かすような大国(アッシリア、バビロン、エジプトなど)に、正義の刃を下し、神様の裁きを行われるのだ、というのが、預言の内容です。各地に散らされた人々も「ひとりひとり拾い集められる」(12節)とあるように、約束の地カナンに戻る日が来る、という将来の希望の約束が、27章の内容です。

わたしは、もはや憤っていない(2~4節)

 主なる神様は、イスラエルの民を「見事なぶどう畑」だとみなされ、ご自分が、「その番人」であり、「夜も昼もそれを見守る」のだと宣言されています。

たとえ、イスラエルの民(北イスラエルと南ユダ)が神様の御言葉に聞き従うことなく、大国に媚びを売り、なんとか守ってもらおうとしていたとしても、神様は「もはや憤」ることなく、赦(ゆる)す。そして、大国がイスラエルの民に攻め込み、滅ぼそうとするならば、「わたしは進み出て、彼らを焼き尽くす」とも、宣言されています。

わたしと和解するがよい(5~6節)

 この箇所に記されているのは、神様と人との和解の呼びかけです。わたし(=神様)に立ち返り、和解を求めるならば、喜んで赦し、速やかに回復を与えよう。神様は、イスラエルの民を愛し続け、その繁栄を願っておられることが伝わってきます。

最後に、ヨエル書13節後半~14節、2テモテ2:13をお読みします。

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