11/24,25 聖書研究・祈祷会

今日のポイント》 

聖書・奨励「主が望まれるのは」(詩編147編)   〔旧約987頁〕

① はじめに

詩編147編は、ハレルヤ詩集(146~150編)の2番目の詩です。詩編も終りに近づいてくるにつれて、嘆き悲しみの言葉は消えて、ただひたすら讃美の言葉にまとまってきます。

バビロン捕囚で南ユダの人々が捕らわれている間に、3度にわたりエルサレムの都は火を放たれ、都の建物、特に神殿はがれきの山と化しました。イスラエルの民の精神的なシンボルであるエルサレム神殿を、捕囚から解放され、帰還することが許された人々は、再建します。

② 主は・・・(2~11節)

 主なる神様は、「エルサレムを再建」し、「貧しい人々を励ま」し、「主が待ち望まれるのは主を畏れる人」であって、「主の慈しみを待ち望む人」であることを、感謝と確信をもって告白しています。主は、天地万物をお造りになられ、星々の数と名前を定め、大地に潤いを与え、動物には必要な食べ物を備えられる方。だからこそ、「感謝の捧げものをささげて主に歌」うように、「ほめ歌を」神様にささげるようにと勧めているのです。

③ 主を待ち望め(12~20節)

「エルサレムよ、主をほめたたえよ」と呼びかけ、み言葉を待ち望むようにとイスラエルの民に向けて詩人は呼びかけています。「御言葉」が走るとか、遣わされるという表現が、非常に印象に残ります。私たちにとってこの御言葉とは、神様の御言葉であり、同時に、人としてこの世に遣わされた神の御子イエス・キリストであると捉えています。この御言葉は「掟」であり「裁き」であり、救いに繋がっています。だからこそ、主を待ち望み、主をほめたたえ、「ハレルヤ」と賛美を捧げます。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(24日,25日)の聖書研究・祈祷会 & 28(日)主日礼拝

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

・クリスマスに向けて祈りと一致をもって準備を行うことが出来るように。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・集中豪雨の被災地域(国内)、異常な高温状態の続く地域(世界)を覚えて

3出席者の祈り課題 

※次回:12/1(水)・2(木)「平和の主よ」(イザヤ11:1~10)

-聖書研究・祈祷会