1/24(水)・25(木) 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励 「心満たされる礼拝へ」(ヨハネ4:1~26)

はじめに

 「主イエスとサマリアの女性」として有名なお話です。ユダヤ地方を旅された主イエスは、ガリラヤ地方に戻ろうと、途中、サマリア地方を通過しようとしておられました。どうやら、ユダヤ教の人々との軋轢を避けてのことだったようですが、サマリア人は、ユダヤ人からすれば、“遠い隣人”であり、交わることも接することも避ける対象として考えていました。

1 サマリアの女性、水を汲みに来る

正午の時間帯に、人目を避けるようにして水を汲みに来た女性がいました。井戸のほとりには、疲れてお休みになっていた主イエスが一人おられます。弟子たちは買い物に出かけていません。「水を飲ませて下さい」という言葉は、一人の人間として疲れ、のどの渇きを覚える存在であった主イエスの姿を浮き彫りにしています。

女性は、戸惑い、質問を投げかけます。ここから主イエスとサマリアの女性との対話が始まります。この対話は、彼女の魂に触れる対話となっていきます。

2 霊と真理をもって礼拝する時を迎える

 主イエスは彼女に「婦人よ、私を信じなさい」と招きの言葉を語りかけられます。永遠の命に至る水を得るように、そして、神の霊によって真の礼拝をささげる者となるようにと。

 サマリアの女性は、まことのメシア、救い主を待ち望み、まさにこの時、この方こそが救い主であることを知り、信じる者となります。

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