5/3,4 聖書研究・祈祷会 資料
《今日のポイント》
聖書・奨励「神の恵みによる義」(ローマ3:21~31) 〔新約277頁〕
はじめに
ローマの信徒への手紙には、律法と信仰の関係を丁寧に解き明かしています。3章には、ただ神様の恵みにより救われるのだという信仰(=キリストの信実)が、はっきりと語られています。
①誰もが神の義に与ることが出来る!(21~26節)
パウロは、律法の実践(例:割礼の実施)や、血筋上のユダヤ民族でなければ神様の救いに与ることが出来ないという考えに対し、それは違うと明確に語ります。福音とは、国籍や割礼の有無に関係なく、イエスをメシア(=救い主)と信じる信仰によって誰でも救われることです。※22節と24節を参照
②罪とは何か(23節)
「正しいものはいない。一人もいない」(詩編14編1~3、ローマ3:10以下)にあるように、生まれながらの人間は罪を抱えているのだというが、旧・新約聖書に共通する視点です。聖書の語る罪とは、犯罪そのものではなく、神様と人間との(信頼)関係が崩れている状態を表しています。
③神は唯一のお方(27~31節)
「実に、神は唯一だからです。」(30節)。聖書に啓示され、証されている神は、唯一まことの神であり、「イエスによる贖いの業」(=十字架の死と復活)(24節)を通じて、全世界の全ての人に救いを約束してくださる方です。ただ神様の恵みによって救われるとは、なんと感謝なことでしょうか!
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・今週の聖書研究・祈祷会 3日&4日、主日礼拝 5月7日(主の晩餐)
・3(水)伊丹教会、O.E.姉、4(木)宝塚教会、O.M.姉
・教会形成、福音伝道が御心にかなって導かれますように。
・伝道開始60周年を覚えて(記念誌発行)
・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。
2日本と世界の為
・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
3出席者の祈り課題
- 次回は5月10日(水)&11日(木)「信仰によって生きる」(ローマ5:1~11)