4/27,28 聖書研究・祈祷会

2022/04/28

《今日のポイント》 

聖書・奨励「パウロ、アテネで奮闘す」(使徒17:16~34) 〔新約248頁〕

1待っている間も福音を(16~21節)

パウロは、アテネでシラスとテモテを待っている間も、「イエスと復活について福音を告げ知らせて」(18節)いました。偶像礼拝に満ちたこの都に対し、憤りを感じていた(16節)からです。パウロは精力的に福音を告げ知らせて行きます。ユダヤ人や神を信じる人々と会堂(シナゴーグ)で論じ合い、広場で人々と論じ合います。さらにギリシャ哲学のエピクロス派(快楽主義)とストア派(道徳的・知性的、禁欲主義的)の人々と討論してきました。休むことなく。

2アレオパゴスの真ん中で(22~31節)

 パウロはアレオパゴス(評議所)に連れて行かれて、この真ん中に立って聖書の神について、キリスト教の教えについて語り始めます。メッセージの中身は、大きく2つに分けられます。

①知られざる神に・・・パウロはまず、アテネの人々の哲学と宗教に寄せて、天地万物の創造主なる神を解き明かそうとします。神々の祝福を引き出そうとして、人間の手によって作った偶像礼拝をささげる祭儀ではなく、神の恵みへの感謝の応答としての礼拝をささげるように勧めています。

②神の裁きと救い・・・神は「一人の方」(イエス・キリスト)を通して、この世を正しく裁く方です。裁きの日は近づいている。悔い改めて神に立ち返るようにと、パウロは迫ります。さらに主イエスの十字架の死と復活を証ししています。

3結果は主にゆだねる(32~34節)

 アテネの人々へ福音伝道は一見すると大きな成果を上げることが出来ず、失敗したかのようです。しかし、何人かは信仰の道に入っていることに注目したいと思います。議員ディオニシオ、ダマリスという女性とその他の人々です。多神教と哲学の盛んな地でも、福音の種が蒔かれ、芽生えている事実に、神様の働きを見ることが出来ます。パウロの休むことなく福音伝道に励む姿に励まされます。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(27日・28日)の聖書研究・祈祷会、5月1日 主日礼拝(主の晩餐)

・27(水)東北バプテスト連合、K.Sご一家

28(木)日本バプテスト連盟理事会、Tご夫妻

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。信徒会の意見を踏まえて。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題 

  • 次回は、5月4日、5日「恐れるな、語り続けよ」(使徒18:1~11)

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