3/30,31 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「3度の否み」(マルコ14:66~72) 〔新約94頁〕

はじめに ペトロは裏切ったのか

 シモン・ペトロは、ゲッセマネでイエス様が逮捕された後、「遠く離れてイエスに従い、大祭司の屋敷の中庭まで入って、下役たちと一緒に座って、火にあたってい」ました(14:54)。危険を承知で、イエス様のごく近くに留まろうとしたのです。ペトロは裏切った人々に含まれるのでしょうか。

1 じっと見つめるまなざし(66~71節)

 イエス様は3回の十字架と復活予告の際、ペトロの3度の否みを予言されました(14:30)。数時間前のことです。ペトロはこのことを忘れてはいなかったでしょう。しかし、執拗にペトロを問い詰める大祭司の女中と、そこにいた人々の追及に耐えかねて「あなたが何のことを言っているのか、わたしには分からないし、見当もつかない」(68節)、「ペトロは、再び打ち消した」(70節)、「あなたがたの言っているそんな人は知らない」(71節)と3回否み、神に誓ってしまうのでした。

2 ペトロ泣きだす(72節)

 ペトロはまっすぐな性格の人で、うそのつけない人です。そのペトロが3回もイエス様を知らない/関係ないと言ってしまったことは、彼の心を深く苦しめました。14:30の言葉通りの行動を取ってしまった自分の行動を振り返り、慙愧に耐えない(心に恥ずかしく思うこと)のです。この時点では後悔の念でいっぱいのペトロは、その後、どのような行動を取ったのでしょうか。

ルカ福音書22:31~32参照「シモン、シモン、サタンはあなたがたを、小麦のようにふるいにかけることを神に願って聞き入れられた。しかし、わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(30日・31日)の聖書研究・祈祷会、4月3日 主日礼拝(主の晩餐)

・30(水)天城山荘、 Fご一家

31(木)引退教役者:清水康弘氏・菅原理之氏、 Y夫妻                      

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。新年度の歩みの為に。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題 

  • 次回は、4月6日、7日「ユダヤ人の王」(マルコ15:6~20)

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