12/16,17 聖書研究・祈祷会
2020年12月16日(水)10時半~12時、17日(木)20時~21時
《今日のポイント》
聖書・奨励「夢でのお告げ」(マタイ2:13~23) 〔新約2頁〕
1. 「夢でのお告げ」(13,14節) ヨセフ果たした役割
ヨセフの姿は、神様の御心に従順に従う信仰者の姿です。1章でマリアとの結婚とイエス様の誕生を神様の御心と信じ受けとめたヨセフは、御心に従い、聖家族の長として家族を守ります。
2. 「実現(=御心が成就する)」(15、16~18、23節)
今日の箇所では、3つの「実現」(15、17,23節)という言葉が出てきます。 “実現する”という言葉は、マタイ福音書では特別の意味を持つ言葉で、“律法の成就”ということが、その意味であります。その意味は、“神様のご計画が成就した”、“神様の御心が聖書(旧約)の約束どおりに現実のものとなった”ということで、イエス様のお誕生が、神様の救いの計画の成就であるのだと証ししています。
①15節 「実現」1 ホセア書11:1。
②16~18節 「実現」2 出エジプト1:15以下、エレミヤ31:15.
ヘロデは、紀元前37から4年までが在位であったヘロデ大王。彼は、自分の妻も、兄弟、子供まで処刑した人物と言われます。また、この残虐な殺戮は、かつてモーセが誕生した時に、エジプトで起こった出来事のことを連想します。ラマという地名は、イスラエルの民がバビロンへ連行される時、預言者エレミヤと別れた場所(エレミヤ40:1)です。
③19~23節 「実現3」 士師記13:5、民数記6章参照。
「彼はナザレの人と呼ばれる」の箇所は、その由来は不明です。おそらく、ナジル人(士師記13:5、民数記6章)と呼ばれる“神に聖別された者”と、“枝(ネッツェール)”と呼ばれるイザヤ書11:1のメシアをあらわす言葉が合わさって、語られているようです。
まとめ: ヨセフは、神様の御心に従い、直ちに行動します。この素直に、また、速やかに行動する姿勢に私たちは学ぶことができます。今、わたしたちに示されている神様の御心は何でしょうか。
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・12/16(水)、17(木)聖書研究・祈祷会、12/20(日)クリスマス礼拝
教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。クリスマスのために。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
3出席者の祈り課題
※次回:12/23(水)「イエス・キリストのお誕生」(ルカ2:1~7)