11/25,26 聖書研究・祈祷会
東山キリスト教会 聖書研究・祈祷会 プログラム
2020年11月25日(水)10時半~12時、26日(木)20時~21時
《今日のポイント》
聖書・奨励「だから、こう祈りなさい」(マタイ6:9~13) 〔新約9頁〕
主の祈りは、イエス・キリストが弟子たちに向けて教えられた祈りの形です。ルカ11:1「ヨハネが弟子たちに教えたように」、私たちに教えて欲しいという願いに応えて教えられたものです。
シンプルかつ、人にひけらかすようなものでなく真実な祈り(参照:コヘレト5:1)です。
1 神様への呼びかけとして(9~10節)
祈りとは啓示の雰囲気である(フォーサイス)の言葉があります。祈りとは神様がそこにいらっしゃるものとして信じて祈るということです。天にいまし、地にいまし、父なる神様として今私たちと共におられる神様に向けて祈ります。
「御名があがめられるように」(9節) 御名が聖とされること。「わたしはある」(出3:14)と語られる神様がそこにいらっしゃり、その方の名が本当にほめたたえられ、第一とされるようにと祈ります。
「御国が来ますように」(10節) 神様の御国がこの地上においても実現するようにと祈ります。地上の争い、そこに存在する人間の罪の現実から解放され、神の御国の聖さにあずかることが出来るようにと祈ります。
2 私たちの必要を祈る(11~13節)
「わたしたちの必要な糧を与えてください」(11節) マタイでは今日、必要な糧を与えてくださいと訴える祈りです。それは明日も、これからもという意味でもあります。
「わたしたちの罪をゆるしてください」(12節) ルカでは赦しますから、マタイでは赦しましたからと時制が異なります。ゆるしは神様の赦しを頂き始めて出来ること。頂いたゆるしによって人をゆるすようにと招かれています。
「試みにあわせないでください」(13節) 神様からの試練もできれば遭わせないでほしい。神様の試練は必要であり、私たちの霊の成長に欠かすことはできません。しかし、私たちの弱さの中で、私たちはつまずき倒れる者です。最終的にわたしも、あなたも、すべての人が救いにあずかることが出来るようにと祈るのが、主の祈りの一番の中心ではないでしょうか。
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・11/25(水)、26(木)聖書研究・祈祷会、11/29(日)主日礼拝
教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。クリスマスのために。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、トルコ・ギリシャ沖地震を覚えて、世界の平和)
社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
3出席者の祈り課題
※次回:12/2(水)、3(木)「神は我々と共におられる」
(マタイ1:18~25)