7/26 週報巻頭言より

『We will meet again.~再び会う日の約束』No.54
「民の集会で主をあがめよ。長老の集いで主を賛美せよ。」(詩編107編32節)

“We will meet again.(再び会いましょう)”とは、新型コロナウイルスによってロックダウン(都市封鎖)されたイギリス国内の人々に向けて、今年の4月にエリザベス女王が発したメッセージです。日常生活の中であいさつとして交わされる言葉としてはごく当たり前の言葉ですが、いつ封鎖が解かれ、人々が自由に行き来できるのか皆目見当もつかないという状況下では、言葉の響きはずいぶん違って聞こえるでしょう。事実、女王の言葉を聞いて、思わず涙する人々が続出したそうです。
名古屋では、再び新型コロナウイルスの感染者が増えてきています。まだ大丈夫だろうとか、自分たちは関係がないだろうという楽観視出来る状況ではなくなりつつあります。さりとて、いたずらに焦っても不安が増すばかりです。こういう状況下で大切なのは、それぞれが判断し選び取ったことを尊重し、互いに裁き合わないことです。可能な限り集まってささげる礼拝を大切に守っていきたいと思います。人によって感染させないため/感染しないためにお休みすることを選択したとしても、再び顔を合わせて、一緒に礼拝をささげる日が必ず来ることを信じましょう。また会う日まで! We will meet again!

-牧師のお話