6/4 週報巻頭言より

聖霊の息吹を感じて』          No.198

「風は思いのままに吹く。あなたがたはその音を聞いても、それがどこから来て、どこへ行くかを知らない。霊から生まれた者も皆そのとおりである。」(ヨハネ3:8)

 ペンテコステ(聖霊降臨日)から一週間。様々な形で、聖霊の息吹を感じる日々を過ごしてまいりました。

 礼拝の朝、掲示板の説教題を見て、礼拝に出席された方がいらっしゃいました。礼拝後、希望者と共に、教会庭の梅の実の収穫を行いました。たわわに実った梅に、皆さん喜んで下さり、お持ち帰り頂けたことは何よりの喜びです。

 さて、神様の吹かせる風、つまり聖霊は、私たちをどのように、どちらの方へと導いておられるでしょうか。

 東山教会の営みも、まさに神様の導きにより、少しずつ回復させて頂いています。コロナ危機は、私たちのありようを問うものでした。教会とは何を大切に歩む群れであるのか。交わりが大切ではありますが、何を中心とした共同体であるのか。改めてこの3年間の間に問い直される機会となり、コロナを通じて神様の試練を経験し、今、試練のトンネルをようやく抜け、光のある方へと一歩踏み出すことが出来たように感じています。主と共に神様の方へ一歩ずつ進んでいきましょう。皆さんと共に。

-週報巻頭言, 牧師のお話